大和初の映画館×古民家カフェ「るしあ」が目指す、誰もが自分らしくいられる“希望の光”【やまとぴお店インタビュー】
【やまとぴお店インタビュー】のコーナーです!

インタビューした企業のみなさんは、大和商工会議所で開催されたブランディング講座『安藤塾』の参加者さん。
ブランディング講座では「自社は誰に、どんな価値を約束する存在なのか」を言語化し、自社の強みを掘り下げてきました。
そんな皆さんに、会社への想いやこだわりを深掘りするインタビュー!
今回は全15回シリーズの、いよいよ最終回!
2026年6月オープン予定の古民家カフェ「るしあ」の小泉さんにお話を伺いました。

るしあの外観
大和駅から少し歩いた奥まった住宅街。そこには、木の香りと畳の匂いがふわりと漂う、素敵な古民家があります。

小泉さん
ここで迎えてくれたのは、現役の精神科訪問看護師であり、3人のお子さんを育てるお母さんでもある小泉さん。
2026年6月、大和市に唯一となる映画館を併設したカフェ「るしあ」をオープン予定の彼女の素顔に迫ります!
2026年6月、大和市に唯一となる映画館を併設したカフェ「るしあ」をオープン予定の彼女の素顔に迫ります!
映画館×カフェを作ろうと思ったきっかけは、居場所づくり

るしあの内装
—— この古民家、すっごく素敵ですね!畳のいい匂いもして癒されます。
どうしてここで映画館とカフェを始めようと思ったんですか?
小泉さん:
私、元々映画が好きで、20代の頃に少し映画の学校に通っていたこともあったんです。
今は精神科メインの訪問看護師をもう10年以上やっているんですけど、若い頃から外に出られなくなっちゃった人たちをずっと見てきて……。
「看護だけじゃ解決しないな」ってずっと思ってたんですよね。

小泉さん:
それで、外に出られない人が「ふらっと来て1時間だけお手伝いして帰る」みたいな場所を作りたいなと思ったんです。
もちろんご飯を食べるだけでもいいし、そういう“誰でも来られる場所”があればいいなって思って。
—— すごく助かる人が多いと思います!でも、なんで「映画館」だったんですか?
小泉さん:
訪問看護をしていると、病気のお父さんやお母さんの元で育つ子どもたちに出会うんです。
映画を見たこともなければ、遊園地に行ったこともないという子に出会うこともあります。

るしあの内装
小泉さん:
だから、そういう子たちに映画を見せてあげたいと思ったんです。
例えばドキュメンタリー映画を見れば、「あ、こんな世界もあるんだ」「自分だけじゃないんだな」って分かってもらえるかもしれないし、色々な経験をさせてあげたいなって。
「誰でも利用できて、いろんな経験ができる場所」を考えたときに、映画館とカフェという形にたどり着きました。
メニューは宮古そば!?誰でもふらっと来られる場所へ
るしあの公式Instagram(そば打ち体験の様子)↓
—— カフェのメニューはどんなものを予定してるんですか?
小泉さん:
私、実は宮古島出身なんですよ。だから「宮古そば」とか、沖縄の炊き込みご飯の「ジューシー」とかを定番にしようかなって思ってます(笑)
—— わあ、美味しそう!絶対に食べに行きたいです!
小泉さん:
ぜひぜひ!ランチは予約制も考えてるんですけど、基本はふらっと来てもらいたくて。
例えば、障がいのあるお子さんを持つ親御さんって、ファミレスとかおしゃれなカフェってなかなか連れて行きづらいじゃないですか。周りの目が気になっちゃって外食のハードルが高いんですよね。

小泉さん:
だから、そういう方たちに貸し切りみたいにして楽しんでもらえたらいいなって。
「ここなら楽に来られる」と思ってもらい、そこで少し慣れてきたら、働きに出るための練習としてちょっと手伝ってもらったり……そんな風にステップアップしていけたら嬉しいですね。
「ルシア」に込められた、2つの素敵な秘密

エプロンには「るしあ」のマーク。取材中、小泉さんが嬉しそうに見せてくれたエプロンは、
訪問看護で担当されていた方から開店祝いに贈られた大切なものなんだそう。
—— 「るしあ」っていうお名前、すごく可愛い響きですよね。どんな思いが込められてるんですか?
小泉さん:
「ルシア(Lucia)」って、イタリア語で「光」とか「希望」っていう意味があるんです。
でも実は……私、子どもが3人いて、「ルナ」「シンタロウ」「アン」っていうんです。頭文字を取ったら「ルシア」だ!って(笑)
—— えー!すごい!ダブルミーニングだったんですね!
小泉さん:
自分の子どもの名前から取ったって言うのはちょっと恥ずかしかったんですけどね(笑)でも、ここに来る人たちの「希望の光」になれればいいなって本気で思ってます。
支援に繋がる“最初の一歩”になりたい

—— 最後に、るしあのオープンを待っている方や、今ちょっと悩んでいる方にメッセージをお願いします。
小泉さん:
「1人じゃないんだよ」ってことですかね!
ずっと家に引きこもっていた人がここに来て、ちょっとお蕎麦を食べて、映画を見て。
もし「働きたいな」って思ったら、私たちが就労支援の事業所とかにパッと繋いであげるような。そんな「社会と繋がる最初の一歩のステップ」になれたら最高ですね。
—— 小泉さんのような方が地域にいてくれるだけで、本当に心強いです。
今日はありがとうございました!オープンしたら絶対宮古そば食べに行きます!
小泉さん:
はい、お待ちしてます!(笑)

ブランディング講座「安藤塾」シリーズも、今回が最終回!
大和市で熱い想いを持って活動する皆さんの魅力、伝わりましたでしょうか?
最後までお読みいただき、ありがとうございました~♪
■関連リンク
(古民家カフェ「るしあ」公式Instagram)
(やまとぴ記事 ブランディング講座『安藤塾』)




